衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

生如法师のウェブサイトロゴ

日常開示

2018年11月09日    金曜日     第6 回の開示 合計140回の開示

理論知見、解悟と証悟は三つのレベルである

五陰身が第八識によって生じることを知るだけであれば、これは基礎的な大乗理論知見であり、大乗法においてほんの出発点に過ぎず、実証からはまだ距離がある。どれだけの距離があるかは人によって異なる。実証の時には、第八識が具体的にどこで作用し、どんな作用を起こすかを観察できなければならない。もし単に理論知見だけであれば、生死の問題については全く関係がない。一部の人はこれを解悟だと思うが、実際には解悟でさえない。すべての法が第八識の功徳作用であることを知るという知見はまだやや浅く、毎日このように言っても、単なる口癖に過ぎず、実際に証得することには必ずしも大きな役に立つとは限らない。しかし、これは仏教を学ぶ基礎であり、この知見によって、徐々に第八識に融け込むことができる。

——生如法師の開示
前の記事前の記事

疑情とは何か

次の記事 次の記事

心の震撼はなぜ意根の習気に十分対抗できるのか

ページのトップへ戻る