衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

生如法师のウェブサイトロゴ

日常開示

2018年11月11日    日曜日     第1 回の開示 合計145回の開示

知易行難

知易行難の鍵は、この「知」がどこに落ち着いているか、どの識の「知」なのかである。もしただ意識に落ち着いているだけなら、「行」については語るべきではない。ただ口先だけで、実行できず、主導権を握れない。意根が知らなければ、内心の無明の暗闇を破ることができず、相応の行動を取ることができず、その「行」はなおさら難しい。意識が五陰無我を知っても、少しも解脱の功徳を受け取ることがない。だから初果の人は絶対に意識が五陰無我を知るだけではなく、意根も必ず知っていなければならない。こうして我見を断つことに功徳があり、受け取ることができ、初歩的な解脱が得られ、凡夫と明確な境界線ができる。もし初果の人が分証解脱で、一分の解脱の功徳を受け取るなら、五陰無我の道理は必ず意根が証得しなければならない。ただ意識が証得しただけでは、功徳を受け取ることができず、意根が分証解脱していないからである。

——生如法師の開示
前の記事前の記事

業種と七大種子の関係

次の記事 次の記事

業種の問題

ページのトップへ戻る