繁中日語

日常開示

2018年11月18日日曜日第7 回の開示 合計171回の開示

外相分には必ず外法塵が含まれる

外相分に五塵しかなく、法塵がない場合、目に入る影には倒影がなくなる。正と倒は法塵で、形色である。外相分に法塵がなければ、目に入るのは単なる色彩で、形状や姿勢、質量や質地の違いがない。皆さんは、他人の目の中の像がどんな様子かを観察してみれば、分かるだろう。

例えば、鏡を見る場合、鏡の外側の相が外相分で、鏡が外相分の影を取り込み、鏡の表面に形成する相を内相分という。外側の相がなければ、鏡の上の相もない。事実はこうである。

一般的に、鏡の上の相は外相と大体同じで、外側に何があれば、鏡にもそれがあり、外側の相が何であれ、鏡の上の相もそれである。では、内相に法塵があるのに、外相に法塵がないはずがない。如来藏は如実に像を現す。如実とは、外側と同じことで、外法塵の形色、表色、無表色がすべて鏡を通じて現れ、外側の相と同じである。定中で現量で観行しようと、論理的に推理しようと、結論はこのようになる。

——生如法師の開示

煩悩を抑えることと煩悩を断つことの違い

思惟が明晰でないのは禅定が不足している