繁中日語

日常開示

2018年12月25日火曜日第4 回の開示 合計272回の開示

修行の次第

習気の消除は、明心見性を修めて初地菩薩に至った後、八地菩薩に至るまで続く。まず明心見性し、その後煩悩を断除し、さらにその後で煩悩習気を断除する。これが修行の次第である。煩悩は見道の智慧に禅定を加えて初めて断除できる。智慧がなく禅定がなければ煩悩を断除できず、ましてや煩悩習気を断除することはできない。

もし明心見性を灯りを点けることに喩えるなら、これはただ小さな灯りを点けただけであり、まだ十分明るくない。成仏時の最後の明心見性こそが最も輝かしく、全ての灯りが点いた状態である。もし明心見性を夢から覚めることに喩えるなら、最初の明心見性はまだ夢から完全に覚めていない小さな目覚めであり、成仏して初めて完全に夢から覚め、その後は二度と夢を見なくなる。

——生如法師の開示

凡夫の現在の修行任務は、出来るだけ早く実証を目指すことである

意識がなぜ蘊処界を縁じることができるのか