我々は日常的に自らを訓練し、頻繁に頭脳を働かせ思考を深め、物事を明確に思考した上で表現すべきである。思考が不十分な場合は、他者の助力を求める場合を除き、表現を控えるべきである。頭脳を働かせ思考する時、禅定力を強化し智慧を生じ得る。禅定を修める比較的速い方法は、一つの法義を深く思惟し、その法義を一点に凝縮して内面に懸けておき、散逸させず絶え間なく保持することである。この法義への関心が深まるほど、心は集中し定力は向上する。やがて集中思考の習慣が形成され、智慧が急速に増長する。
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