衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2019年01月12日    土曜日     第2 回の開示 合計318回の開示

八識の三性

八識の三性:六識の依他起性、第七識の遍計執性、如来蔵の円成実性。前六識は如来蔵が種々の縁に依存して生成されるものであり、縁がなければ六識は生じない。縁には九縁、八縁、七縁など様々なものがあるため、六識は依他起性である。如来蔵と意根、業種、六塵、六根などの条件に依存して現起するため、六識は自在ではなく、虚幻であり、空であり、無我である。

遍計執性とは意根である第七識を指す。第七識は一切の法を普遍的に計度し執取し、一切の法を「我」および「我が所有するもの」と見なす。第七識は如来蔵の見分を「我」の見として執取し、六識の見を「我」の見として執取し、如来蔵と六識の功徳をすべて自分のものとして独占し、貪欲に執着して捨てないため、生死は断ち切れない。したがって、意根の遍計所執性を変えることができなければ、最終的に解脱し自在になることはできない。第七識は一念の無明が滅しない限り自身が滅せず、一念の無明は無始劫以前から存在しているため、第七識の存在には始まりがなく、依他起性ではなく遍計所執性である。無明が一切の法に普遍的に執着するからである。第七識である意根本身の体性は遍計執性を持っており、人我を執着し、法我を執着し、万法を執着するため、この執着性のために生死から解脱できず、涅槃に至れず、大自在を得られない。

円成実性とは如来蔵を指す。如来蔵は世間および出世間の一切の法を完全に成就させることができ、一切の法はすべて如来蔵によって生じ、成就される。如来蔵があれば一切の法があり、如来蔵がなければ一切の法がない。如来蔵の円成実性によって、業種と業縁に依存して一切の法を完全に成就させることができ、善法であれ悪法であれ問わない。したがって、如来蔵を除けば、他のすべての法は生滅法であるといえる。

——生如法師の開示
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