繁中日語

日常開示

2018年11月04日日曜日第1 回の開示 合計126回の開示

如来蔵を除いて、一切の法は信頼できない

四大が組み合わさった肉身―無情な物である木に、如来蔵と第七識が加わり、生命の特徴を持つ有情となり、さらに六識が加わって、生命体に五蘊の見聞覚知の活動が現れ、有情は生き生きとしている。

六識が消え、五蘊の活動が消え、有情には生命の徴候だけが残り、第七識が離れることを決め、如来蔵と一緒に撤収し、有情は無情な木となり、知覚もない。

このように見ると、有情の見聞覚知の活動は生滅無常で、真実ではなく、信頼できない。如来蔵を除いて、一切の法は信頼できない。木に頼っても木は倒れ、山に頼っても山は崩れ、水に頼っても水は枯れ、すべてが信頼できない。仏弟子は精進して努力して修行すべきで、世俗法に対して一切何も求めず、ただ如来蔵に法を求め、如来蔵にしっかりと寄り添ってこそ、将来大きな自在を得ることができる。

心の中に深く無常の思想観念を植え付け、無常が到来するのを待たず、途方に暮れてはいけない。自分が所有するものを把握できると思ったり、周囲の一切をコントロールできると思ってはいけない。無常が到来すると、一切はコントロールできない。

——生如法師の開示

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