繁中日語

日常開示

2018年11月09日金曜日第4 回の開示 合計138回の開示

なぜだかわからない瞋りは意根のものである

自分が怒った時、心の中で自分の感情を絶えずコントロールし、意識が1時間コントロールしても、意根はまだコントロールされていない。可見、意根は確かにコントロールしにくい。多くの時、瞋りを起こした後、自分でもなぜ瞋りを起こしたのかわからない。瞋りを起こしてもなぜなのかわからないなら、それは意識自身が瞋っているのではなく、意識の瞋りは原因や理由を見つけることができる。意根の瞋りは、意識にはわからない。意識は怒ることに理由がないと思い、なぜかわからないと無理由だと思う。実際、意根が怒る原因は、意識には知ることができず、意根の心理を正確に把握できない。意根に対して無知であり、意根のすべての感情について意識はなぜだかわからず、理解できないと思う。意識が大きな智慧を生み出し、意根の特性を理解した後、初めて意根の心理状態を把握し、意根の煩悩を制伏することができる。

——生如法師の開示

如来蔵と意根の法、いったいどちらがより重要なのか

疑情とは何か