衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2018年12月04日    火曜日     第3 回の開示 合計217回の開示

仏法の伝播と滅亡の真実

仏法が滅亡しようとする時、僧団は分裂し、互いに争い合い、阿羅漢は嫉妬を受け、最初は生きたまま殺され、最後には全ての出家僧が殺される。それ以後、もはや仏法の伝播はなく、一切の仏法は存在しなくなる。つまり、僧宝が滅びると、三宝は滅びる。なぜなら、娑婆世界は出家僧宝によって仏の法脈を伝える世界であり、僧宝がなければ、佛宝と法宝には伝播者がなく、仏教は必ず滅亡する。これは『法滅尽経』に書かれていることである。私たちが仏を学ぶには、多くの仏経を読む必要がある。仏経に書かれている法の範囲は最も広く、最も正確である。多くの仏経を読むことで、仏教の歴史、および仏教の発展と行方を多く理解することができ、私た們の智慧を増進し、道心を固めることができる。

世尊は最初、娑婆世界に来て法を伝える時、まず憍陳如などの五比丘を度化し、出家僧団を建立し、次に大迦葉などが率いる外道の出家者を度化し、最後には自分の世俗の家親眷属を度化した。出家できる者は全て、仏によって度化されて出家した。そして一々法を伝え、最初は小乗の解脱法を伝え、次に大乗の般若を伝え、最後には方広唯識を伝えた。仏が滅度した後、出家弟子に仏法を広く伝播するように嘱咐し、大迦葉を首とする数人の大阿羅漢を派遣して、仏法の伝流を護持するために留形住世させた。一部の大菩薩た们は、他方世界の菩薩も含めて、娑婆世界で法を伝えることを誓ったが、仏は同意しなかった。仏は「私の娑婆世界には出家僧が住世して弘法するので、菩薩た们は十方世界でそれぞれの法を伝える任務を持っており、非常に忙しい。娑婆世界は私の出家僧を主として法を伝えるようにしよう」と言った。だから、仏が僧団を建立し始めてから、最後に仏法が滅亡するまで、全ての期間において、出家僧を主として弘法することになっている。仏は自分も出家の数に入ると言った。出家僧団が分裂し、出家僧が殺された後、仏教はすぐに滅亡し、もはや法を伝える者はない。

末法時期の阿羅漢はほとんど慧解脱で、禅定はただ初禅定であるので、神通はない。たとえ神通があっても、業障が現前すると、誰も逃れることができず、依然として殺されることができる。大目犍连の神通は声聞弟子の中で最も大きいが、臨終の時も殴り殺された。神通は業力に敵うことができない。

釈迦仏の法が滅びた後、ミラクルブッダが出世して衆生を度化するのを待つしかない。三つの法会で、三百億近くの衆生を度化して証果させる。その時、私たちは釈迦仏が残した弟子であり、善根福德がミラクルブッダが接管して度化する。だから、各々の衆生はただ一尊の仏に属するだけではなく、無量尊の仏から法を学び、無量の菩薩と一緒に仏を学び、そうして全ての仏法を修学して手に入れることができる。ただ一尊の仏から法を学びだけでは仏になることはできず、ただ一つの菩薩、一つの師父と修行だけでは仏になることはできない。だから、各々の衆生は十方世界の全ての諸仏菩薩を供養して護持することを誓願するべきである。

——生如法師の開示
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