衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2019年01月20日    日曜日     第1 回の開示 合計335回の開示

心が散乱しなければ、禅定は自然に現れる

もし心が雑念を抱かなければ、散乱心は除去される。散乱心がなければ、禅定は自然に現れる。雑念は意根が攀縁する習気であり、克服が難しいため、何とかしてこれを降伏させねばならない。どうすれば意根の習気を効果的に降伏させられるか?意根の特徴を捉えることだ——閑居して無事であることを最も恐れる性質を利用し、意義ある事柄を与えて主にこれに従事させ、この事が極めて重要だと認識させれば、必ず精力をこの事に集中させる。

最も意義ある事柄とは何か?呪文や経典・仏号を唱えさせることだ。初めは数量と時間を規定し、習慣が形成されれば規定を解除する。自動的に自覚的に唱えるようになり、睡眠時もこの状態を維持できるようになれば、定力は完成する。

意根の精力は極めて旺盛であるため、その注意力を引き付け精力を集中させる方策を講じる。これは意識が如何に意根を説得し、如何に意根の興味を喚起するかにかかっている。

日常の全ての行動において心で楞厳呪を唱え、数量を求めず、加持力を重視する。時間を捻出して定を修め、定力が向上すれば五蘊十八界を思惟し、色身の無常・無我から観行を始める。五陰活動の瞬間において、色身が何であるか、受陰が何であるか(各識の受)、想陰が何であるか(各識の想)、行陰が何であるか(各識の行)を分離する。六根・六塵・六識の活動を観察し、これらの法の生滅変異の状況を見極める。

——生如法師の開示
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衆生は無始劫より無明を有する

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