衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2019年01月27日    日曜日     第2 回の開示 合計352回の開示

自性清浄心が色声香味触法の一切の境界を離れることについて

『楞厳経』の原文:若汝執吝分別覺觀,所了知性,必爲心者,此心即應離諸一切色、香、味、觸諸塵事業,別有全性。

釈:もし色声香味触法を分別する心・六塵を感知する心・六塵を観察する心を「本来の自性清浄心」と執着するならば、その心は色声香味触法の一切の境界を離れ、独自の全特性を持って存在するはずである。六塵の有に従って有らず、六塵の滅に随って滅しない。即ちこの心は自在の心であり、本来存在する心でなければならず、六塵が存在するからこそ現れる心であってはならない。

しかしその分別覚観の心は、六塵を離れれば存在しない。従って本来の自性清浄心ではない。

——生如法師の開示
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