衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2019年02月08日    金曜日     第4 回の開示 合計387回の開示

如来蔵は縁に依って四大を用いて色法を顕わす

如来蔵が縁に依るとは、業縁によって五陰身を顕現させるか、あるいは色身を変化させることを指す。もし単に如来蔵内の四大種子にのみ依るならば、父母縁も不要であり、あらゆる縁も不要となる。そうすれば衆生は完全に同一の存在であり、全ての世界と物質色法も完全に同一となる。如来蔵が三界の器世間と五陰身を顕現させる際、意根と六識を有する必要もなく、世界は画一的な様相を呈する。業力と衆生の差異も論じ得ず、如来蔵は即ち主導する識となり、世界は如来蔵の主導によって生成され、如来蔵は我性を有するに至り、無我ではなくなる。

——生如法師の開示
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生まれ変わりは意根の業力または願力によって主導される

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十六祖羅睺羅多伝法偈

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