衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2019年02月09日    土曜日     第1 回の開示 合計388回の開示

十六祖羅睺羅多伝法偈

原文:於法実無証,不取也不離;法非有無相,内外雲何起。

解:自心真如は一切の仏法に対して修めず証もせず、なぜなら真如には無明がなく、修行によって解脱を得る必要がないからである。三界の一切の法及び自身に対して、決して執着せず、また離れる心もない。真如の相は有でも無でもなく、それを有と言えば形も相もなく見ることも触れることもできず、無と言えば真実の機能を有し、実際に一切の法を生じ、無量の法種を蔵しており、無と言うことはできない。真如は実相であり、実相とは真実の有を指し、ただ真如のみが真実の有であり、その他はすべて空と幻化である。真如は形も相もないため内と外が存在せず、内は虚無で外は無形ながら万法を蔵しており、もし真如を証得しなければ、思考を尽くしても理解不能なままである。

——生如法師の開示
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意根を尊ぶことは実証を尊ぶこと

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