衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2018年11月06日    火曜日     第1 回の開示 合計130回の開示

内外の覚分とは何を指すのでしょうか

七覚分の第一は念覚分で、内念覚分は意根の念で、外念覚分は意識の念です。意根に念覚分がないとき、念覚分は成就しないし、擇法覚分も現れません。だから意根には必ず念心所があります。小乗経典にも意根の念心所について暗に言及されています。なおさら大乗経典は言うまでもありません。ただ衆生は無明が重く、仏経が読めず、弁別できないだけです。

世尊が七覚分についての説明から見ると、意根には擇法覚分、精進覚分(真の精進)、喜覚分(意根は捨受だけではない)、軽安覚分、定覚分(定に相応する)、捨覚分があります。その後、心の行いが八正道に符合してこそ、小乗の証果の条件を満たし、我見を断ち、初果を証得できます。そうでなければ、すべて偽の果実、プラスチックの果実です。条件が満たされず、因縁が満たされないのに、強引に導いても、偽の果実しか得られません。

七覚分の中に、擇法覚分があります。この段階まで修めると、弁別能力があります。しかし、自分の現在のレベルを大きく超えるとき、また弁別能力がなくなります。それならば、引き続き修めます。擇法覚分は絶えず増進し、円満に具足して、すぐに正しく一切の法を選択して疑いなくなるまでです。

——生如法師の開示
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