衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2019年02月11日    月曜日     第1 回の開示 合計390回の開示

二十三祖鶴勒那大士の伝法偈

原文:認得心性時,可説不思議;了了無可得,得時不説知。

解釈:修行によって明心し証悟し、自らの本心本性を認得した時、初めてこの心性が真に不可思議であることを知る。衆生が如何に識心意識を用い、情解思量を尽くしても、これを思量し尽くせず、その体性は微細で知り難い。自らの心性を認得したとしても、この心性は了々として得る所無く、自らが本有する家宝であり、古来からの宝器である。因縁が具足する時、発掘されるものであり、外から得るものでも他人から授かるものでもない。これを認得した時、その全ての体性を完全に了知したとは言えず、ただ総相を知るに過ぎない。残りのより多く深く微細な体性は、今後の修道過程で徐々に探究・発掘し、最終的に一切種智を獲得して仏道を円満する必要がある。

——生如法師の開示
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