繁中日語

日常開示

2019年01月28日月曜日第1 回の開示 合計355回の開示

修行は自分自身の事であり、他人は代わることができない

衆生の業はやはり衆生自身が了えなければならず、主に心を了えることである。心が了えれば、業も了えられる。心を了えるには、仏の力の加護だけでは不十分で、自ら進んで協力し、自心を改め、無明を断じなければならない。そうして初めて業を了えられる。もしあなたが人を殺す業を持ち、仏菩薩が代わりに了えてくれても、あなたに殺意が残っているなら、将来また悪業を造るであろう。それでは何の業を了えられようか？貧困の業を、誰が代わりに了えられるだろうか。福德は個人が修めるものであり、他人が代わって修めることはできない。禅定は自分が修めるものであり、他人が代わって修めることはできない。戒律は自分が守るものであり、他人が代わりに戒を守ることはできない。明心は自分が明らかにするものであり、他人が代わりに明心見性することはできない。仏は自分が修め成したものであり、他人が代わりに成仏することはできない。

——生如法師の開示

無所得のみが仏を成ずる

修行者は世俗法と深く結びついてはならない