衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

生如法师のウェブサイトロゴ

日常開示

2019年01月30日    水曜日     第2 回の開示 合計361回の開示

自己の福徳が具足しているかを如何に検査するか

自己の福徳が具足しているか否かを検査するには、自身の修行が順調かどうか、何らかの障害が存在するかどうかを観察する。自分の意思通りに修行できるかどうか、十分な時間と環境条件があるかどうか。自らが成し遂げたい事柄に対して主導権を握れるか、制限を受けないか。自らが戒律を守ろうとする時、円満に持戒できるかどうか。精進しようとすれば精進できるか、禅定を修めようとする時、障縁が存在しないかどうか。智慧が継続的に増長しているか、修している法が手慣れた境地に達しているかどうか。遭遇する深遠な法義に対し堪忍できるか、意楽を感じ素直に随順する意志があるかどうか。    

もし菩薩の六度の修行が全て順調で障り無ければ、福徳は基本的に十分足りていると言え、精力を他の不足部分へ転じ、六波羅蜜を攻略すべきである。もし仏に対する信心、真実の如来蔵の法に対する信心、真実の僧に対する信心が未だ具足せず、内心に疑念が残り確信を得られないならば、信位の菩薩の条件は未充足であり、三宝への信心を修め、信根を具足させ信力を生起させる必要がある。その後、十住位に転入し六波羅蜜の修行を進めるべきである。

——生如法師の開示
前の記事前の記事

意根と意識の関係は人間と顕微鏡・拡大鏡の関係に喩えられる

次の記事 次の記事

意根の非量認知

ページのトップへ戻る