日常開示

2018年11月09日金曜日第5 回の開示 合計139回の開示

疑情とは何か

未解決の全ての問題は疑情となり得るが、ただ深浅の差があり、継続するか否かの違いがある。疑情にはまた「どこに疑いがあるか」という問題も存在する。もし単に意識が疑いを起こすだけなら非常に浅く、すぐに忘れ去られ、追及が続かず、ほとんどが断続的で真の問題解決には至り難い。内心深層の意根が疑いを起こしてこそ、朝から晩まで絶え間なく追究し、行住坐臥全てにおいてその問題を疑い続け、心の念が途切れず疑問が解決するまで継続する。

——生如法師の開示

なぜだかわからない瞋りは意根のものである

理論知見、解悟と証悟は三つのレベルである