繁中日語

日常開示

2018年11月14日水曜日第1 回の開示 合計156回の開示

なぜ意根は無始の劫以前から存在しているのか

無始の劫以来、因縁によって生じるものではない法は二つある。一つは第八識如来蔵で、本来から有り、何の法によっても生じない。もう一つは意根第七識で、もともと第八識とともに存在し、後天的に生じる法ではなく、第八識がいかなる縁によっても生じさせるものではない。しかし意根は依然として生滅する法、実在しない法で、第八識が絶えず識の種子を出力してその存在を維持する必要があり、第八識が絶えず執持して初めて存在できる。

なぜ意根は無始の劫以前からずっと存在しており、因縁によって生じるものではないのに、なお生滅変異する法に属するのか。意根は無始の劫以前から本来無明が存在しており、特に一念無明の貪瞋痴の煩悩があり、自分が虚妄であることを知らず、そのため我見と我執は自分を滅ぼすことができず、第八識とともに存在して消えない。それなら意根は一旦一念無明を断ち尽くせば、我執も断ち尽くされ、必然的に消え、第八識だけが単独で存在し、形も相もなく、騒がしくもなく、静寂な涅槃となる。

——生如法師の開示

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