衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2019年01月25日    金曜日     第2 回の開示 合計348回の開示

神経衰弱の治療法

神経衰弱の治療法:座禅時または静寂時に、極めて緩慢な速度で般若心経または薬師如来の真言を誦しつつ、同時に観想を行う。仏陀の放つ黄金色の光が頭部、特に後頭部を照らし、その光が持続的に頭部または後脳へ流入する様を観じる。さらに黒色または灰色の業障の気が絶え間なく頭頂から排出される様を観想し、睡眠状態が改善され黒気を観じ得なくなった段階で観想を終了する。精神集中力が高ければ効果は顕著であり、一定の集中力を有する者にはこの方法が極めて有効である。同時に集中力を強化し、速やかに禅定状態へ至ることが可能となる。黄金色の仏光が頭頂から全方位・多角的に流入する様を観想しても良く、集中力が強まるほど観想の範囲は拡大し、これが更なる集中力強化を促進する。身体各部の疾病に対しても同様の観想法を応用可能である。他者の為に観想を施行することも可能だが、その場合、代わって業を背負う覚悟が必要となる。

——生如法師の開示
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