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書籍
作品

四念処経講記(第二版)(新修正)

作者:释生如更新時間:2024年12月02日

第五章   法を観察して住む

この一章では合計五つの法の観行について述べており、全て小乗の見道に関する修行すべき内容です。もし深く修行しようと思えば、見道にますます近づくことになります。本当に修行を始める時、まずは修除盖障の方法を考えなければなりません。遮障を取り除けば、道業に妨げがなくなり、修行がスムーズに進むことができます。五盖を観行し、遮障を取り除いた後、世尊は次に五取蕴の観行を教えます。その後は十二处、十八界の観行です。五蕴十八界を観行する同時に七觉分を理解しなければなりません。修証の過程で必ず七觉分が発起されて初めて、理にかなって法にかなった修行となります。七觉分を観行した後、正しく修行を行い、苦集灭道の四圣谛法を修行します。この四圣谛法に対しては一つ一つ心を込めて思惟観行しなければなりません。最後に初めて道を証得することができます。だから、これらの法は全てとても重要で、全て涅槃に向かうことができます。

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